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きみの友だち
「流星ワゴン」に続き、重松清の「きみの友だち」を読み終えました
まるで子供が書いているのでは?という感覚で書けるオジサン
作者のあんたはスゴい
一見短編のあつまりのようで、うまく最後にまとめあげる力量は大したものだ
ちょっと大団円な感じで上手く行き過ぎな感は有ったけれど
いろんな「きみ」が出てくる
自分と重なるきみいれば、ぜんぜん重ならないきみもいるわけだけれど
学校にはこんな人もあんな人もいたなあと思い起こす
最近、小説を読むのがおもしろいのだけれど
映画は映像と台詞で「ジャージー魂」みたいな内面を表現するなら
小説は言葉でうまくその内面を表現していて
僕はそこからシーンや絵図らを空想するのが楽しい
どんな風に撮ればいいか考えてみたりする
嗚呼おもしろい
次は「くちぶえ番長」だ
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by runningtoto | 2014-10-03 02:48
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